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フォトニュース

2024年6月21日

ニュースの写真1

夏本番のような暑さですね! 明日から、いよいよ梅雨入りしそうな天気予報が出ていますが、来週はプールに入れるだろうか、と心配しています。

そんな季節の変わり目は、園庭に新しい生き物が登場します。幼稚園と前期後期の間にある草原に、驚くほど沢山のトンボが飛んでいます。

もちろん、捕まえたい子どもたち。紙製の剣や、指を空に向けて、トンボを止まらせる作戦です。

それはとっても面白い作戦ですが、やはり、なかなか捕まえられません(笑)。

以前にもお伝えしましたが、附属幼稚園では、3つの「き」を大切にしています。季節の「季」、機会の「機」、発達の期の「期」です。そこで、「き」を逃さないように、担任と相談の上で(←私が思いつきで援助すると保育の流れが変わるので、ここ大事です)虫取りの網を出してみました。

トンボもボーッとしている訳ではないので、そう簡単には捕まえられません。暑い中、走り回って追いかけます。

「手伝ってあげるよ!」という、親切と自分がやりたい気持ちが入り交じった年長さんが、網を上手に使って捕まえてくれました。

捕まえてもらって大喜びのことり組さん、意外と、怖がらずに、上手に羽をつまんでいましたよ。

ことり組は、生き物に関しては、ふれ合うことからのスタートなので、まずは興味関心を向けて、触ってみたり、眺めてみたり、虫かごに入れて飼育のつもりをしてみたり、といった姿を大切にしています。

しかし、生き物は、当然世話をしないと、生きていけません。そろそろ触れ合うだけでなく、生き物として、大事にする気持ちを継続させて飼育に向かえるように、ことり組では「学級で共有する時間」に話し合いをしました。

「えさが無かった」「葉っぱが入れてない」「喉がかわいてる」 → 「ちゃんとお世話をする」「自分たちと同じ」という話し合いになりました。

その結果、バッタを捕まえたケースには、花瓶にいれた草を入れています。そして、高さが欲しいので、飼育ケースを縦にして使っています。小動物とのふれ合いの中で、いろいろな事を感じて、気付いて欲しいと願っています。

一方、年長では、アマガエルが餌を食べている姿が見たい、との願いを実現するために、園内のクモを捕まえて飼育ケースに入れて、自分たちでipadを使って撮影を始めました。

今回は撮影出来なかったようですが、ものすごく一所懸命、活動していました。いつか、食べている姿が撮れますように!

他にも、面白い遊びがたくさん見られましたので、写真でお伝えします。

 

 

 

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