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フォトニュース

2024年6月5日

ニュースの写真1

今日は、附属学園のALTサラ先生(Sarah Peterson先生)による「英語で遊ぼう」をそら組で行いました。

先月のことり組の時にフォトニュースでご紹介できなかったので、活動の様子をお伝えします。

サラ先生はアメリカから昨年の3月に来日されました。日本語は話せない、というシチュエーションにしてもらっています。

まずは、アイスブレイクのダンス、♪Walking Walking(あるこう あるこう)♩をみんなで踊りました。どんな歌か、ご興味があればYouTubeなどで検索してみてください。

続いて、大型絵本を読んでもらいました。『The Very Hungry Caterpillar』 。『はらぺこあおむし』の原本です。

もちろん、英語での読み聞かせです。「He started to look for some food.」

ただ、知っている絵本であることや、果物など聞いたことのある英単語が多いので、とても興味をもって聞くことが出来ました。

はらぺこあおむしは、今日のメイン活動の導入でもあります。さっき青虫が食べていた果物の英単語について、カードを使って、サラ先生の発音を真似してみます。

次は、10種ある果物カードを保育室の中にバラバラに置いて、サラ先生が発音された果物を探すゲームです。

「あ、グレープね、ブドウだ!」「ウォーターメロンって何だっけ??」と、大騒ぎしながら探していました。

本園の「英語であそぼう」は、英単語を覚えるための活動ではありません。遊びを通して、いろいろな言葉があることを知り、いろいろな文化に触れ、その中で「コミュニケーション能力」を伸ばすことを大切にしています。

今日も、英語しか話せない設定のサラ先生に、言葉だけで無く、表情や仕草、そして日本語で一所懸命コミュニケーションをとろうとしている姿がありました。いろいろな壁を越えて、物怖じせずに人と関わろうとする、そんな心情や態度を育んでいけたら、と考えています。

基本的に月に1回、ことり→そらと交互に、「英語であそぼう」を計画しています。

さて、出張に出かけている間に、子どもたちの遊びが少し変わっていました。簡単にご紹介します。

今、そら組で盛り上がっているのが、築山の「蟻地獄作り」。築山に溝を掘って、水を流しています。見るからに楽しそうな雰囲気です。

何で蟻地獄なんだろう?と、この遊びにつながるエピソードを、担任に聞きました。

これまでは、砂場で溝掘り工事をしていたそら組。下の写真(5月)のように、雨樋を使って水を流す高低差を作っていましたが、ある日、砂場ではこれ以上高低差が作れないことに気が付いたそうです。

高低差を求めて、築山に行き着きました。そうなんです、毎年、年長になると砂場から築山に遊びの場が移っていくのです。

そして、掘り出すと、何と大量の蟻が出現。蟻の卵も見つかって、ただいま飼育観察中。そこからの、蟻地獄作りだそうです。なるほど。

遊びには、かならず夢中になるきっかけがあり、それがめあてになって、探究的な活動になっていきます。これからどんな展開になっていくのか、楽しみです。

ことり組では、お家からやってきた蛍のおしりが光っているところが見たい、と飼育ケースに黒い画用紙で遮光していました。光ったところ、見られたかな?

こちらは、スコップをおしりに敷いて、築山から滑り降りる「そり遊び」。なかなかの爽快感でした。

明日は、前期課程の体育会です。保育時間中に、色別応援合戦の総合練習をしていました。園庭の真ん前で練習する「緑組」をみながら、「あ、緑組にはお兄ちゃんがいるよ!」「え、私もおにいちゃん緑組だよ。」「えー、私のお姉ちゃんもみどりだけど。」と、偶然きょうだいが緑組の仲間で、緑組応援団が結成されました。

さっそく、緑の旗を作って、「頑張れー!」

明日の前期課程体育会、天気が良くなりそうですね。今日のように風があって、暑くなりすぎないと良いのですが。

そら組、30秒レース頑張りましょう! ことり組も、そら組の応援に出かけます。楽しみです。

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