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フォトニュース

2024年5月9日

ニュースの写真1

久々に良い天気になりました。園庭に、念願の鯉のぼりをあげることができ、子どもたち、大喜びです。

樹木間に紐を通して、そこに鯉のぼりをくくりつけています。紐をあげた瞬間、風がふいて(奇跡?)、子どもたちの歓声がわーっとあがりました。

風が無いと、地面についてしまうのですが、後ほど安全面も考慮して調整をしようと思います。

が、今日はそのおかげで、風の強弱で下りてくるところをつかもうと追いかけたり

尻尾から、中に入ってみたり(笑)

高いところ(きのこ)に登って捕まえようとしたり

慌てて自作の鯉のぼりを持って来て比べてみたり

などなど、しっかりと鯉のぼりと触れ合う遊びがみられました。近年、ご家庭であげることが少なくなってきましたよね。初めて近くで見る、という子どももいました。迫力満点ですよ。

良い景色ですよね。ことり組は、八雲の親水公園にバスで出かけて、川の上で泳ぐ鯉のぼりを見学に出かける予定です。

さて、今日はそら組は聴力検査を実施しました。1階は何かと音がするので、2階研究室で行います。子ども達、2階に上がる数少ない行事です。

検査方法は、大人と同じです。片耳ずつ、ヘッドホンをあてて、ピーと音がする間、手を上げることで判断します。やり方を理解して、静かに聞いて、聞こえたら同時作業で手を上げる。難しいですが、さすが年長、上手に検査出来ました。

友達が検査している間、物音を立てずに静かにする。これも難しいね。頑張りました。

そして、ピーといえば、そう、ピーピーマメ。そら組が検査している時間に、今日は私がピーピーマメで笛を作ってみました。大成功、ピッピーという笛の音に、側に居たことり組さん興味津々。作ろうと奮闘しますが、少し難易度高めです。

少し手伝ってあげると。。「ピッピ!」お、何人か、大成功!

簡単な作り方を載せますので、ぜひ作ってみてください。

まず、なるべくまっすぐな、出来れば少し乾き始めて黄色っぽくなった、中の実の大きい豆を選びます。

ヘタをつまんで、エンドウ豆のように、筋をぴーっと引っ張って取ります。

筋を取った方をひらき、中のマメを全部取って、鞘についた白いホワホワの部分を綺麗に取ります。

へたの側を、斜めに手でピッ!と切り取ります。

写真の向きで口にくわえて(鞘の8割が口の中)、息をマメに吹き込むイメージでならします。ぴー!上手く出来ると、驚く位大きな音がしますよ。

今日もピーピーマメでたくさん遊びました。いよいよ、色が茶色から黒になりつつあります。あえて、そんなマメを探していました。

ピーピーマメを入れるかごを、花で飾り付け。ケーキみたいです。

潰すと、どんな色になるのかな?

ことり組、ただ集めることが楽しかった段階から、ピーピーマメを使って遊びを考えるようになってきたようです。

一方、色水で、ピンク色を作りたかった子どもたち。花びらでは、なかなか思ったようなピンク色になりません。

そんなめあてを持って、何か使える物がないものかと園庭を巡ります。「良い物あった、イチゴ!!」本当だ、おそらくヘビイチゴ。砂場周辺にあったようです。

ピンクの色水、出来たかな?

ふと園庭をみると、3人のことり組さん。何やら話をしながら、次々と場所を変えていきます。

こっそりと会話を聞いていると、どうやら、冒険をしているようです。「次は、モノレールにのっていこう!」「そうだ、ここでキャンプにしよう。木の枝を探して火をつけよう。」

友達と、イメージを共有して、ごっこの世界を楽しんでいます。聞いていると個々にイメージが微妙に違うのですが、全体的には同じイメージが出来ている。いまの年齢ならでは、の共有の仕方です。ごっこ遊び、大切な遊びです。

さて、そら組は今日、「一人一鉢」の活動で、オクラの苗をそれぞれ植木鉢に植えました。

苗のポッドから、苗が傷まないように、上手にひっくり返して移します。「ことり組の時は、先生が手伝ってくれたから出来たけど、今日は一人で出来るかなあ。。。あ、出来たよ!」同じ活動2年目(植えるものは違いますが)、こんな何気ない場面に、自分の成長を確認していました。

これから、水やりをして生長を楽しみにしつつ、変化を観察していきましょう。

もう一つ、今週から島根大学の学生が、幼稚園免許取得のための教育実習をしています。今日は、そら組で、自作の手袋を使って、手遊び「キャベツの中から」を実践しました。ご存じですか?♩キャベツの 中から 青虫でたよ♫という指を使った遊びで、そら組大好きです。手袋のおかげで、イメージが伝わりやすいですね。

このような、短時間の保育実践と、実習後半では「自分で見つけた遊び」を担任となってやる本実践があります。しっかりと学級一人一人を理解して、実のある保育経験をつんでいきましょう。

最後に、いつもの話題提供、今日の給食です。また、お子さんとの話題の種にどうぞ。美味しかったです。

そら組さん、自分で削り出したひのき箸を持ってくる子どもが増えてきました。自分で作った箸だと、より給食を美味しくいただけることでしょう(準備があると思うので、急がれなくて良いですからね)。

 

 

 

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